山形新聞は「寄り添う「ぶんちゃん」取材班」を始めました。読者や県民からの情報に基づく新しいスタイルの調査報道です。
暮らしの中での疑問や困り事、学校での悩みや街の不思議など、依頼を基に記者が取材を進めます。情報を提供してくださった方に関する秘密は必ず守ります。
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新型コロナウイルスのオミクロン株派生型に対応した改良型ワクチンの秋接種が先月、始まった。感染症法上の位置づけが5類に移行した中、山形新聞の「寄り添うぶんちゃん取材班」は秋接種に対する意向を聞いた。70人超が回答し、「受ける(受けた)」と「受けない」の割合はほぼ半々だった。無料のうちに接種を希望する意見や、副反応を警戒する意見が多く寄せられた。
コロナ禍以前の日常を取り戻しつつある中、秋接種の意向への回答は「受ける(受けた)」は44%で、「受けない」が45%だった。「迷っている」は11%にとどまり、それぞれ接種に対する方向性はほぼ固まっていることがうかがえる。
来年度以降、自己負担が生じる可能性がある「定期接種」への切り替えが検討されている。このため「受ける(受けた)」との回答では重症化を防ぐ目的以外で「自己負担が生じる前に受けた方がいいと思う」(鶴岡市の40代公務員女性)、「無料接種が終わってしまう可能性があるから」(山形市の50代主婦)など、無料のうちに接種を望む意見が目立った。
「受けない」との回答の理由では「仕事が忙しく副反応で休んでいられない」(西川町の40代会社員女性)など副反応を避ける傾向が見られた。「迷っている」の回答でも「副反応による体調不良で日常生活に支障が出るのが困る」(山形市の30代会社員男性)との意見があった。この他、ワクチンによる後遺症などを懸念する声も寄せられた。
5類移行から5カ月以上が経過し、街中や職場などではマスクを外した姿が目立つようになってきた。日常生活で感染状況は気になるかの問いに対しては、「はい」が68%で7割近くに上り、「いいえ」が32%だった。依然として感染状況を気にする意見が目立ち、「感染リスクはまだまだある。ウイルスが常に変化していることを忘れてはいけない」(天童市の60代無職女性)など慎重な意見があった。
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