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リプライ社長
安藤克敏氏
安藤克敏氏
【インタビュー】
 -業界や自社の現状を踏まえ、求める人材は。

 「創業40周年を迎えた。清掃用品のレンタルから始め、2002年からはミネラルウオーターの製造販売など新たな事業展開を行っている。地元に障害者施設があることから地域貢献の一環として障害者も積極的に雇用し、今では『メンテル美装』『カイセイ』のグループ2社を含め55人を雇用している。華々しい業界ではないため、昨年にはロゴマークやユニホームのデザインなどを一新してブランディングも進めている。目指しているのは『社員の子どもが入社したい会社』。こうした会社の取り組みを理解し、より良い会社にしたいと前向きに捉え、チャレンジ精神を発揮してくれる人材を求めている。必要なのは素直、元気、礼儀正しさだ」

 -具体的な人材育成の取り組みは。

 「8年前から県内の有志十数社と『当たり前グランプリ』を開催している。それぞれのテーマで活動し、成果を発表する取り組みで、この活動を3年前から独自に社内でも取り入れている。具体的には社内の横のつながりをつくる▽改善▽特売▽生活▽広報▽安全▽笑顔-の六つの委員会ごとに活動発表している。委員会自体は20年近く前からあるが、社内グランプリを実施することで社員の企画提案やプレゼンテーション力、気遣いなどのスキルアップに役立っている。レンタル業としては商品力の向上に期待するだけではなく、人間力を高める取り組みが重要だと感じている」

 -自らが仕事上で最も影響を受けた人物は。

 「『志ネットワーク』(大阪府)青年塾の上甲晃塾長だ。松下政経塾の塾頭などを務めていた。日本の中小企業の経営者を育てようと、青年塾を開催している。10年前に約1年間にわたって受講し、『主人公意識を持て』『同じやるなら、はい、喜んで』など主に人間力の養い方を学び、会社経営に対する考え方にも影響を受けている。2018年度の会社のスローガンには『一人はみんなのために、みんなは一人のために、一人一人が主人公』を掲げた。互いに相手を思い、それぞれの力を発揮できるようにしていきたい」

 ★安藤克敏氏(あんどう・かつとし) 1995年にリプライに入社。専務などを経て2014年に社長に就任した。寒河江市出身。44歳。

 ★リプライ 1977(昭和52)年に創業し、マットやモップなどの清掃用品のレンタルをスタート。2002年にミネラルウオーター「アクアクララ」の製造販売も始めた。県内3店舗と仙台市に1店舗を有する。資本金3千万円。従業員数は約80人(グループ2社を含めると約150人)。本社は寒河江市寒河江石田44。

【私と新聞】多面的な見方、教わる
 安藤克敏社長は地域の情報をはじめ「元気になる記事、考え方の勉強になる記事」に注目して新聞を読んでいる。

 山形新聞と共に週1回発行の「みやざき中央新聞」(宮崎県)を愛読する。これまで印象深い記事は、ある障害児の話。1円や10円、500円など各硬貨の価値を教えられても「一番価値ある硬貨」として必ず10円を選ぶという。それは離れて暮らす両親と電話するため、10円硬貨が必要だったから。「一人一人価値観は違う。多面的に見る必要性を記事から教えてもらえた」と語る。

 「新聞は一覧性があり、思いがけないエピソードと出合える。経営だけではない、幅広い知識と考え方を教えてくれる」と安藤社長。社員にも新聞を読むよう伝えている。

【週刊経済ワード】人工知能(AI)
 人間のさまざまな知的活動をこなすコンピューターのプログラム。文字や音声の理解、画像の特徴把握、蓄積した情報を基に新たな分析や使えそうな知識を見つけ出すことなど、研究分野は幅広い。情報収集するセンサーや、膨大なデータを短時間で読み込む高性能コンピューターなどの技術革新を背景に飛躍的に発展している。自動運転やロボット、医療、金融まで応用範囲は多岐にわたり、人が担ってきた仕事への影響も話題になっている。
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