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「雪ぐらで酒熟成」目標金額達成
山形新聞社の購入型クラウドファンディング「山形サポート」で資金募集していた第5号プロジェクト「雪ぐらで極上の酒熟成」(尾花沢市、楽酒楽粋)が資金募集期限の15日までに、目標金額の120万円を達成した。最終的な額は121万6千円。山形サポートでは、4件目の成功例となった。
楽酒楽粋は、農家が作った酒米を使い、大吟醸を造って雪ぐらで熟成し、極上の酒造りに取り組む。雪ぐらの効果を知ってもらおうと、3月24日から資金を募っていた。落合喜久男代表理事は「おかげさまで目標金額を達成できた。しっかり取り組まないとという思い。今月末に雪ぐらから酒を出し、支援者に返礼品として贈りたい」と語った。
山形サポートは、第4号「命の重さを伝える本配布」(上山市、山川喜市さん)、第6号「『父と暮せば』初の東京公演開催」(南陽市、古川孝さん)、第7号「フルーツワインの商品開発」(東根市、阿部利徳さん)、第8号「耕作放棄地で酒造り」(高畠町、和田地区馬頭環境保全会)、第9号「若者の就農支援」(米沢市、我妻拓也さん)、第10号「大蕨棚田の再生」(山辺町、グループ農夫の会)の資金も、引き続き募集している。
このうち第4号は募集期限(19日)が迫っている。16日現在の支援額は目標額150万円に対し51万円。今後、達成できない場合、資金募集は不成立となり、寄せられた資金は支援者に戻される。問い合わせは山形新聞デジタル推進部023(622)5265。
[2017年5月17日掲載]