県内企業ニュース

【山形銀行】先端産業など販売支援

 山形銀行(長谷川吉茂頭取)は11日、山形市の同行本店で会見を開き、100%出資で新たに設立した銀行業高度化等会社「TRY(トライ)パートナーズ」の事業内容を説明した。地域商社として県内のベンチャー企業や先端産業などの製品販売を支援する。2020年4月に事業を開始し、24年度に売上高30億円超を目指す。

 同行が地方創生を目指し県内各地で展開する「山形成長戦略プロジェクト」のノウハウを生かす。新会社は今月9日設立で資本金1億円。社員は10人を予定している。社長には、プロジェクトの一つ「メディカルタウン計画」(川西町)に小松支店長として関わった飯野直・営業企画部副部長が就いた。

 地域商社事業とコンサルティング事業が柱で、地域商社事業はプロジェクトと連携する。飯豊町の企業が開発・製造するリチウムイオン電池の主力部材や、山形大発ベンチャー企業と県内企業が開発した介護施設向け「見守りシステム」のほか工業製品を中心に、優れた県内製品を仕入れて国内外に営業・販売する。マーケット調査も行う。

 コンサルティング事業は経営計画の策定や人事制度の設計、ビジネスマッチングを行う。日本生産性本部(東京)と業務提携し、経営コンサルタントの派遣を受ける。銀行本体で行っている有料職業紹介事業も新会社で担う予定。

 長谷川頭取は「地域経済の活性化に向けて、地域と一緒に成長・発展していく会社であり、信頼を得られるよう当行一丸となって努力する」と語った。飯野社長は「県内には全国や世界で評価される製品がまだまだ眠っている。金融の枠を超えて社会課題を解決する『地域価値創造会社』を目指す」と話した。

(2019年12月12日付山形新聞掲載)

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