『ドンブラVSゼンカイ』で「大阪ドンブラナイト」 志田こはくの19歳の誕生日をお祝い

『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』の「大阪ドンブラナイト」より
 俳優の樋口幸平、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵が25日、大阪市内でスーパー戦隊“VSシリーズ”第29作目となるVシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』の「大阪ドンブラナイト」に登場した。

【写真】19歳の誕生日サプライズに笑顔を見せる志田こはく

 本作は主人公・桃井タロウの口ぐせ「これでお前とも縁ができた」が『SNS流行語大賞2022』にノミネートされるなど話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と、1人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う『機界戦隊ゼンカイジャー』が、“VSシリーズ”でついに夢の共演を果たす。混ぜるな危険とささやかれた2つスーパー戦隊の共闘は一体どんな化学反応が起きるのか?未体験ゾーンに突入したVSシリーズが誕生する。

 樋口はドンモモタロウ/桃井タロウ、別府はサルブラザー/猿原真一、志田はオニシスター/鬼頭はるか、柊太朗はイヌブラザー/犬塚翼、鈴木はキジブラザー/雉野つよし、石川はドンドラゴクウ・ドントラボルト/桃谷ジロウを演じ、この日のMCは松本寛也が務めた。

 大反響となっている本作の周りからの反応を質問されると、樋口は「大阪だから前のりをして今日実家に帰って感想を聞いたんです。『やっぱりドンブラザーズの映画ってああいうことにしかできないの?夏も含めてスーパー戦隊の映画なんじゃないの?』って真剣な顔でお母さんに言われました。『あれがドンブラザーズだからさ』って偉そうな顔して言いました(笑)」と家族の反響を明かした。志田は「夏映画が結構ぶっ飛んでいたので、SNSとかコメント見てたらはるかが割と落ち着いていたって感想をいただきました」とする。石川は「エゴサをして見てると両極端でありました。ジロウが『かわいそう』と『嫌い』ばっかりでした」と言うと鈴木から「本編中、ずっとこの感想だったよ」とツッコまれていた。そんな鈴木は「雉野好きな人?会場が揺れるくらい呼んでくれないと」とレスポンス。柊太朗は「本編がソノニと翼の延長戦上のスタートで終わったので、その途中経過みたいな感じで1年後が見れてるのはうれしかったです。少ないシーンだったけど気合い入れて挑みました!翼はあれ(逃げること)が幸せなんです」とコメントした。

 予測不能な展開だった本作の特に驚いたことは?という質問に別府が「衣装合わせがちゃんとあってキャラとしても成長出来てよかった!」と笑わせると樋口が「(衣装合わせの)日にちが違ったから、他のみんなから別府の衣装かっこいいって連絡来てて。別府の衣装似合ってた!猿原の衣装が一番かっこよかった」と衣装のアピールもしていた。石川は「リーダーになって頑張ったなジロウ!よくここまで頑張ってきた。僕自身もジロウが大好きだから、いい風に捉えちゃうからあの展開になったのもどうにかしてこのハチャメチャなドンブラザーズをまとめないといけないと思って頑張ったのが、あの結果だったんだろうなって思うのと、合体した意味とは…?って悲しかった」と明かす。それに対し樋口は「これ、文句じゃないんだけど!」と前置きをしてから「ドンブラザーズの脚本って、合体した意味は?みたいなこと言ったらどうしようもない!!!」として、鈴木も「そういうのは皆さん勝手に考えてください!」と丸投げしていた。

 ゼンカイジャーとの共演に関して質問されると、志田は「森日菜美さんと仲良くなりたいです!」とアピールし、松本も「ひなみんも仲良くなりたいってずっといってたよ」と伝言。志田は「お姉ちゃんのような存在です」と作品を超えての仲の良さをアピールした。鈴木も「もっと一緒のシーンとか仲良くなりたかった」と名残惜しそうで、「増子さん怖い人かと思ったけど1番腰が低かった!」と裏話。ゼンカイジャーとのシーンでアウェイを感じていたと樋口が明かすと別府は「ゾックスとかアイドルだったもん!『キャー!ゾックス―』って感じで『キャー猿原』とか何もないじゃん!」とぽつり。それに対して樋口は「キングオージャーと『VS』があったら帰ってくる時に、あったらいいね」と期待をし「みんな、好きなキャラは?」と質問。観客が思い思いの名前を呼び、猿原の“さ”が強かったため、鈴木は「雉野とか全然聞こえてこなかったもん」とボヤいていた。

 そして、25日が19歳の誕生日の志田に観客も巻き込んでバースデーソングを会場中でみんなで歌うサプライズプレゼント。「みんなありがとうございます!やったー19歳!10代最後。18歳迎えたときもドンブラのお兄ちゃんたちと一緒で、19歳はファンの皆さんもいて本当にうれしいです。ありがとうございます!19歳の目標はドンブラザーズも終わってここからがスタートなので、もっとお芝居を磨いてはるかみたいに元気いっぱいな役とか作品を通してみなさんに何か残るものが届けられたらうれしいなって思ってます。幸せです!」と感謝と抱負を語った。

 また、もし10年後に10周年作品があったらという質問になり、鈴木は「45歳とかになってるのか。夏美との子どもができて、その子供が次のヒーローになっていたらいいな」とコメントすると観客以上にキャストから絶賛の声あがる一面も。樋口は「逆にドンブラザーズだから何にも変わってほしくないんです。僕は。いつも通りにあえて変わっていない、タロウだったらシロクマ宅急便からシロウサギ宅急便に変わったように衣装もそのままで10年後を引き続きみたいな感じで描いてほしい」と10年後を語り、志田は「漫画のスピンオフとか。ソノザとはるかがどうなってるかとか!」とコメント。柊太朗も「10周年どうなってるかな~。逃亡中じゃないですか!」と10年経っても逃亡への意欲をみせる。ソノニとはどうなっていると思っているか質問されると柊太朗は「ソノニとは変わっていなくて、場所だけ変えて、ベネツィアとか」と海外まで視野に入れたコメントをして笑わせた。石川も「ドンブラザーズVSドンブラザーズをやりたい!僕たちはもう引退してるんです。新任の色がいるんです。引退しててなんかの拍子に気まぐれでもう一回やりたいってなって、争うみたいな!OBがでかい顔して戦う」と言うと、キャスト陣も共感をみせた。樋口は「ずっと思ってたこと言っていい?本編のときから思ってたんだけど、ドンブラザーズでタロウに逆らうとかタロウより強い人とかの存在いなかった。だからペコペコしてくる人いてほしいな。タロウより強い人いなかったから絶対王者が欲しい!」と言うと、松本から「それ演じるの樋口幸平でしょ!」とコメントで、ご満悦だった。別府は「縁側で俳句読んでるか、俳句が評価されてお金持ちとか。変わってる未来が見えないんです。言ってることと年齢が追い付いてきてるかな~」とコメントしていた。

 最後に樋口から感謝のあいさつ。「1年間やってきた集大成をこの作品にぶつけられたんじゃないかと思います。異色のスーパー戦隊ドンブラザーズとゼンカイジャーの2つの作品が混ざったハチャメチャな作品になっているのでSNSでの感想も待ってます!」と想いを伝えラストは「大阪のお供たち、これでお前たちとも縁ができたな!」と締めて大阪ドンブラナイトは幕を下ろした。
公開:2023-05-26 15:19
更新:2023-05-26 15:19
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