2022年10月5日(水)
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インドでくつろいだ表情を見せるビートルズに注目 ドキュメンタリー映画が公開

ドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』9月23日より全国順次公開 (C) B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved 
 今年、デビュー60周年を迎えた世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」。1968年にメンバー全員でインドを訪問した時、たまたまそこに居合わせて、一緒に過ごしたポール・サルツマンが当時を振り返るドキュメンタリー『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が、本日(23日)より、東京のヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、新宿バルト9ほか全国で順次公開される。

【動画】4人の素顔に迫る秘蔵写真満載の本編映像

 自分たちは何者で、どこに向かえば良いのか。人生の豊かさとは何かを求めるジョージの発案で、4人は超越瞑想運動の創始者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと出会い、インド北部のリシケシュにある、ガンジス川を臨む丘の上のアシュラム(僧院)に招待される。この時、心の声の導きでこの地を訪れていたひとりの青年がいた。現在、映像制作者として活躍するポール・サルツマン監督だ。

 インド滞在期のザ・ビートルズは激動の時代を迎えていた。1967年の8月、ザ・ビートルズはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのセミナーを受けるためにインドに渡っていた。だが、彼らを育て上げたマネージャー、ブライアン・エプスタインが32歳という若さで急死し、急ぎロンドンに帰国することになったのである。翌68年の2月に、マハリシのもとで超越瞑想を長期的に行なうためにザ・ビートルズはインドのリシケシュへと旅立ち、ここでポール・サルツマン監督は奇跡の8日間を過ごすことになる。

 今回解禁された本編映像は、イギリスのロンドンでロックの記念品(メモラビリア)の専門家が、ポール・サルツマン監督が撮ったザ・ビートルズの秘蔵写真について解説するシーン。専門家は「あなたが写真を持って不意に訪ねて来た。見せてもらって目を見張ったよ。色彩が力強く、映像も鮮明だったからだ」とリシケシュで撮影されたザ・ビートルズのフィルムを並べながら説明を続ける。

 「同時に感じたのが、インドの灼熱の太陽と刺すような暑さだ。息をのんだよ。インドに行ったことはないがありありと感じられた」と、ルーペで秘蔵写真をまじまじと覗き込む。特にジョンとポールの作曲中の写真については、「このジョンのショットは傑作だ。くつろいだ表情が見事にとらえられている」と絶賛。「世間から遠く離れたこの場所で、思いのままに曲を作っている。楽しそうにリラックスし、音楽が湧き出ているようだ」と、サルツマン監督がとらえたザ・ビートルズの素顔に感心しきりの様子だ。

 ビートルズのメンバーは4月にインドを離れ、5月には自分たちのレーベル、アップルを立ち上げた。それから約5ヶ月間のレコーディングを経て、インドでインスピレーションを受けた名曲が盛り込まれたアルバム『ザ・ビートルズ』、通称『ホワイト・アルバム』を11月にリリースする。インドで何があったのか? 1970年に解散する予兆はあったのか? 知られざるインド滞在中のビートルズの様子をうかがい知ることができるドキュメンタリー。

公開:2022-09-23 08:46
更新:2022-09-23 08:46
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