2022年10月6日(木)
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夏川椎菜、10年の歩みを振り返りしみじみ 初舞台&初主演に意気込み「感慨深い」

舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』の取材会に出席した夏川椎菜
 声優でアーティストの夏川椎菜が12日、オンラインで行われた舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』の取材会に出席した。

【イベント写真】満員のファンにツアーを発表した夏川椎菜

 劇作家フリードリヒ・フォン・シラーの『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』を、演劇やオペラ、映像作品などで活躍する深作健太氏が演出する同舞台で、夏川は初舞台にして初主演を飾る。

 オファーを振り返り、夏川は「素直にうれしかったんですけど、オファーと同時に役のことも聞いた。そこでジャンヌ・ダルクと言われた。イメージとしては強くて気高い女性。私は、どっちかというとオロオロしちゃうタイプ。強くて気高いイメージを持たれたことがないと思うので、いろいろ挑戦することになりそう。不安とうれしさが同時にあるような感じでした」と明かした。

 中学校時代は3年間、演劇部に所属。「こんなにガッツリやるのは、その時以来。単純に好きでやっていたことなので、その時のことを思い出してノスタルジーにひたりながらやるのも楽しみ」とにっこり。一方で、その時からのブランクに不安も感じているそう。「普段は声だけで伝えるのをやっているので、体がついていくのか不安がありますね」と心境を明かしながら、「体を作ることによって自然な気持ちも出やすくなるのかな。(アーティストとして)その場のライブ感は好き。その日、そのステージしか出ないアドリブ的なことがあると思う。それも楽しみです」と思い描いていた。

 今回、演じる神の声に導かれ、故郷を飛び出す少女・ジャンヌ。その役柄について、夏川は「1番に来るのは強い女性。勝手にスゴく大人な女性だと思っていたんですけど、『オルレアンの少女』と読んで、少女というぐらいなので未熟なところもあって。人間として完成していたわけではなかったのかな、というのが印象にあった。年ごろの少女並に悩んだりすることもある。人生経験が浅いからこそ、起こったことに対して重く受け止める。私が思っていたよりも感情にブレのあるキャラクターとして描かれている」と印象とのギャップを語った。

 また、2012年に仕事を始めて10年が経過し、「オーディションを受けてレッスンをしている時に当時のマネージャーに言われた言葉で印象的に残っているものがあるんです。『10年後に生き残っている人を育てたい』と言ってくださって」としみじみ。長期的な視野で努力する大切さを伝えられたという。「10年経って、今もお仕事をさせていただいている。新しいことにも挑戦させてもらって感慨深い。一つひとつの地味な努力、基礎練習とか『意味があるのかな』と思ったことがある。10年経つと基礎の部分でできていること、できていないことが明確にわかるようになる。最初の吸収できる時に基礎の部分がいかに大切なのかを感じる」とこれまでの歩みを語っていた。

 舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』は10月6日から9日まで東京・シアタートラム、10月15日・16日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
公開:2022-08-16 12:30
更新:2022-08-16 12:30
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