2022年8月8日(月)
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「“アイドル”としてやってきたことを極めていきたい」日向坂46渡邉美穂が感じた、アイドルの喜びと葛藤

28日に卒業セレモニーを開催する日向坂46・渡邉美穂 撮影:谷脇貢史 (C)ORICON NewS inc.
 今年4月に、7thシングル『僕なんか』(6月1日発売)の活動をもって卒業を発表した日向坂46・渡邉美穂(22)。28日には、東京・国際フォーラムで卒業セレモニーが開催される。近年多くのアイドル卒業生がさまざまな分野で飛躍する中、渡邉が思い描く卒業後の道筋とは。

【写真】キュートな笑顔から強いまなざしのクールな表情まで…強い意思を感じる渡邉美穂のフォトギャラリー

■“アイドルだもんね”と言われることが申し訳なかった…「どちらも中途半端になってしまう」

――紅白歌合戦出場や、東京ドーム公演を成功させるなど、トップアイドルグループとなった日向坂46を卒業する怖さや、不安はあったのでしょうか。

【渡邉】うーん…あるのかな…。あるってはっきり言えないってことは、ないのかもしれない。でも100%全くない訳では無いです。もちろん、私は日向坂46にいたからこそみなさんに知っていただけたし、本当に感謝しているんですが、この次のステップは自分で自分の道を歩いて行くって前向きに捉えていて、自分のやりたいことにチャレンジするっていう“これから”があるから不安ではないし、むしろ楽しみ。やってみなきゃなにもわからないと思っているし、昔からは根拠のない自信だけは人一倍あるので(笑)。

――卒業されてからは、お芝居もしていきたいとお聞きしました。

【渡邉】これまでも演技のお仕事をさせていただいて、これからもっと頑張ってみたいと思っています。

――過去に演技の仕事で感じたこととして「アイドルというフィルターが、いい方向に行くときとそうじゃない方向に行くときもある。だから演技の現場ではアイドルとして見られたくない」とも語っていましたが、その真意を教えてください。

【渡邉】そのまま「アイドルとして見られたくない」という意味ではないんです。まず前提として、私はアイドルが大好きです。これから先も日向坂46にいたことは永遠に誇りだし、周りに自慢していきたいって思います。ただ、アイドルと違う畑に行ったときに、事実として「アイドルだもんね」と言われてしまうことがあったのは本当なんです。それが嫌とかではなく、ただただ申し訳なかった。自分に実力がないのが問題なんですけど、そう思わせてしまうのは申し訳ないなって思ったし、やっぱりいろんなことを両立するのってすごい難しいなと感じて、それぞれが中途半端になってしまうんじゃないかと思ったんです。

■日向坂46の渡邉美穂としてじゃなくて、“渡邉美穂”として知ってもらえるチャンス

――元AKB48の川栄李奈さんや元乃木坂46の西野七瀬さん、白石麻衣さんなど、アイドルから役者として幅広く活躍されている方は多いですが、「元アイドル」という肩書きとはどう付き合って行こうと思っていますか?

【渡邉】アイドルだった事実は変わらないので、「元アイドル」と言われることに特に抵抗はないです。でも私は、これまでの先輩たちに比べたら、まだまだ全然だと思うんです。逆に、それは日向坂46の渡邉美穂としてじゃなくて、“渡邉美穂”として知ってもらえるチャンスなのでもあるのかなって。自分なりの歩き方で頑張って行こうかなと思います。

――では、そんな渡邉さんが思い描く将来像とはどんなものなのでしょうか。

【渡邉】人間として応援されるような人になりたい。応援したいって思ってもらえるように一生懸命頑張っていきたいし、後は全部のことを楽しみたいです!

■卒業後は新しいことに“挑戦”ではなく、やってきたことを“追求”

――日向坂46としてさまざまなバラエティー番組に出演していましたが、今後もバラエティーにも挑戦していきたい?

【渡邉】お笑いはもともと大好きですし、関わっていけるなら関わっていきたいです。ひなあい(『日向坂で会いましょう』テレビ東京)では、普通じゃやらないだろうなということもやってきたので(笑)、それもうまく生かして、良いバランスでやっていきたいと思います。

――いろんな経験をされてきた渡邉さんですが、アイドルだったときはできなかったけど、これから挑戦してみたいことはありますか?

【渡邉】難しいです! アイドルってほんとに全部やらせてもらえる場所だったので。お仕事のジャンルでいったら一番いろんなことができる。“これまでできなかったこと”ではなくて、アイドルとして“これまでやってきたこと”をひとり立ちして極めていくっていうほうがしっくりくるのかなって。演技で言うと、グループで出演させていただいた作品もあったんですけど、これからは一人で出るしかないので、今まで以上に自分でいかに深く、もっと追求できるかってところを頑張っていきたいです。

――なるほど。そんな日向坂46にいて一番よかったと思うことはなんでしょうか。

【渡邉】かけがいのない仲間に出会えたことは財産だなと思います。年齢も生まれも違うし、ここじゃなきゃ出会わなかった人たちなので、そんな人たちと共にこの数年間を過ごせたのは一生の宝ものだと思います。あと、普通に生きていたら経験できないようなことをいっぱい経験してきたので、人生経験を積めたかな。

――ありがとうございました。では最後にファンの方にメッセージをお願いします。

【渡邉】これまで5年間応援してくださりありがとうございました。本当にただただみなさんからの言葉だったりとか、握手会やミーグリで会いに来てくれるっていうのが、私の幸せでした。これから私はグループとは違った道に進みますけど、これからも日向坂をずっと応援していますし、私も自分の道で頑張りたいと思います。ありがとうございました!

あと、最後に言いたいのは「本当に楽しかった!」ってことです。卒業コンサートでは、日向坂46が大好きで、私がアイドルを楽しんでいたということが伝わればいいなと思います。

■プロフィール
渡邉美穂(わたなべ・みほ)2000年2月24日生まれ/埼玉県出身/身長158.2cm/A型
2017年8月、けやき坂46の二期生オーディションに合格し活動開始。2019年、グループの改名に伴い日向坂46として活動し、ライブやパフォーマンスはもちろん、バラエティや女優としても幅広く活躍。愛称は「べみほ」「ミホ・ワタナベ」など。27日には、渡邉が「アイドル・渡邉美穂を振り返る」、「お気に入りエンタテインメントについて」、「日向坂46のメンバーへ贈る言葉」の3つのテーマでつづった卒業記念書籍『私が私であるために』を発売する。
公開:2022-06-26 08:30
更新:2022-06-26 08:30
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