2021年11月29日(月)
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【引退会見】松坂大輔、アンチに感謝も最後は「心が折れた」 批判をエネルギーに変える力が尽きる

引退会見を開いた埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手(C)SEIBU Lions
 “平成の怪物”と呼ばれたプロ野球・埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手(41)が19日、埼玉県所沢市内で引退会見を開いた。

【写真】引退会見で…涙を流す松坂大輔投手

 会見の冒頭で松坂投手は「今シーズンをもちまして、引退することをご報告させていただきます」と発表。「選手は誰しもが長くプレーしたいと思い、こういう日がなるべく来ないことを願っていると思う。うん…。きょうという日が来てほしかったような、来てほしくなかったような…。そんな思いがあった。現時点では、まだスッキリしていない」と心境を語る。きょう最後の先発登板となるが「投げることができて、そこで自分の気持ちもスッキリするのかな。スッキリしたいな」と思いを伝えた。

 感謝したい人については「妻もそうですし、子どもたちもそうですし、両親もそうです。今までの野球人生に関わっていただいた方、アンチもファンの方も含めて感謝しています」と語った。

 横浜高校時代から輝かしい成績を残したが、晩年は故障との戦いだった。自身のキャリアを振り返って褒めたいところを問われると「選手生活の後半は叩かれることのが多かったですけど、それでも諦めずに…。諦めの悪さを褒めてあげたい」と話す。「もっと早く辞めてもいいタイミングはあったと思います。結果が出せなくて自分自身、苦しかったですけど、たくさんの方に迷惑もかけましたけど諦めずにここまでやってきた」と口にする。

 ただ、「これまでは叩かれたり、非難されたりすることに対して、それを力に変えて跳ね返してやろうと思ってやっていた。最後は、それに耐えられなかったですね。心が折れたというか…。エネルギーに変えることが、受け止めて跳ね返す力がなかった」と知られざる胸のうちを吐露していた。

 松坂投手は、横浜高校時代に甲子園を沸かせ、1998年にドラフト1位で西武ライオンズに入団。ボストン・レッドソックスなど米メジャーリーグでプレー後、2015年に帰国後は福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズを経て、昨年から古巣の埼玉西武ライオンズに復帰した。今シーズン限りでの現役引退を表明しており、きょう19日に日本ハムファイターズ戦(メットライフドーム)で最後の先発登板を果たす。
公開:2021-10-19 14:00
更新:2021-10-19 14:03
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