2021年11月30日(火)
山形新聞ロゴ
[PR]

【引退会見】松坂大輔、最後の“松坂の球”は2008年「自分が追い求めるボールは投げられていなかった」

引退会見を開いた埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手(C)SEIBU Lions
 “平成の怪物”と呼ばれたプロ野球・埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手(41)が19日、埼玉県所沢市内で引退会見を開いた。

【写真】感謝の言葉も…松坂大輔から報道陣に贈られた叙々苑弁当

 会見の冒頭で松坂投手は「今シーズンをもちまして、引退することをご報告させていただきます」と発表。「選手は誰しもが長くプレーしたいと思い、こういう日がなるべく来ないことを願っていると思う。うん…。きょうという日が来てほしかったような、来てほしくなかったような…。そんな思いがあった。現時点では、まだスッキリしていない」と心境を語る。きょう最後の先発登板となるが「投げることができて、そこで自分の気持ちもスッキリするのかな。スッキリしたいな」と思いを伝えた。

 23年のプロ生活は「半分以上は故障との戦いだったなと思います」と振り返る。そんな松坂投手にとって“最後の松坂の球”はいつだったのか。「2008年ぐらいですかね」とする。「今でも忘れないのは、チームがオークランドに遠征中。登板間のブルペンの日だったんですけど、ロッカーからブルペンに向かう途中で足を滑らせて、その時とっさにポールかなにかを掴んだんですけど、その時に右肩を痛めてしまった」と明かす。

 「そのシーズンは大丈夫だったんですけど、シーズンオフからいつもの状態じゃないと思いだした。そこからは肩の状態を維持するのに必死だった」と回顧。フォームが大きく変わり始めた時期とも重なるという。「そのころには痛くない投げ方、痛みが出ても投げられる投げ方を探し始めた。その時には自分が追い求めるボールは投げられていなかった。それからは、その時、その時の最善策を見つける、そんな作業をしていました」と小さなアクシデントが野球人生にもたらした大きな影響を語っていた。

 松坂投手は、横浜高校時代に甲子園を沸かせ、1998年にドラフト1位で西武ライオンズに入団。ボストン・レッドソックスなど米メジャーリーグでプレー後、2015年に帰国後は福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズを経て、昨年から古巣の埼玉西武ライオンズに復帰した。今シーズン限りでの現役引退を表明しており、きょう19日に日本ハムファイターズ戦(メットライフドーム)で最後の先発登板を果たす。
公開:2021-10-19 14:00
更新:2021-10-19 14:05
ギャラリー
[PR]
[PR]
山形県企業データベース

県内ニュースランキング

[PR]
[PR]
[PR]