2021年11月29日(月)
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2人のバラエティ女王・若槻千夏とベッキー、互いに家庭を持った今でも「スローライフはまだ早い」

若槻千夏×ベッキー 撮影/MitsuruYamazaki
 2000年代のバラエティ界で女性タレントとしてトップを走ってきた若槻千夏とベッキー。そんな2人が15年ぶりに再会し、若槻が手がけるアパレルブランド『WCJ』より、ベッキーがデザインを担当した『WCJ+B』9アイテムが発売された。若槻がベッキーに声をかける形で始まったというこのコラボ。テレビでは意外にも共演経験が少ないという2人が37歳の女性として、2児の母として、そして現役タレントとしてどこへ向かっているのかを語り合ってもらった。

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■若槻の休業理由のひとつにはベッキーの存在「私はベッキーにはなれない」

──お2人の15年ぶりの再会は、3月に若槻さんがラジオにベッキーさんを呼んだことがきっかけだったそうですね。

【若槻千夏】そうなんです。テレビの仕事の話ができる同世代ってことで、真っ先に浮かんだのがベッキーさんで。

【ベッキー】そのときもびっくりしました。なんで私なんだろうって。だってテレビではほとんど共演したことないよね?

【若槻千夏】いろんなとこで言ってるんですけど、私が一時期テレビを休業したきっかけの1つはベッキーさんだったんですよ。「私はベッキーになれない」って。あの頃の女性タレントはみんなベッキーさんになりたかったですからね。

【ベッキー】それで言うと私も敵わないなと思ってたよ。千夏ちゃんはあの頃の女性タレントで唯一、芸人さんと張って大喜利ができる子だったしね。さすがに驚いたし、これには敵わないなって思いました。

【若槻千夏】あはは(笑)。たしかにがんばってた。でも、とにかく私はベッキーさんの背中をずっと追いかけてきたんです。なのに15年ぶりにラジオで会ったベッキーさんは、「えっ!?」っていうくらい落ち着いちゃってて。

――落ち着いていた、とは?

【若槻千夏】ベッキーさん、ラジオでYouTubeの話したの、覚えてます?

【ベッキー】ああ、YouTubeやるとしたらどんなの? っていう話。

【若槻千夏】そしたらベッキーさん、「海のさざ波をただ映してるような…」って言ったんですよ。そんなの全然攻めてないし、絶対バズんないでしょ、っていう。

【ベッキー】アハハ。言ったね(笑)。

【若槻千夏】いや、わかるんですよ。ラジオのときはベッキーさん、まだ2人目がお腹の中だったし。けど、「スローライフにはまだ早くないですか?」ってめちゃくちゃモヤモヤした気持ちのまま、ラジオが終わる時間が来ちゃったんですよね。

■子どもが小さいうちは家庭に軸足も…「千夏ちゃんの仕事する姿にめちゃくちゃ刺激された」

──実際のところ、ベッキーさんのお仕事のモチベーションはいかがなのですか?

【ベッキー】やっぱり2人目がまだ小さいですから、家のほうに軸足が行っているのは否定できないですね。テレビの仕事も週1回入れば嬉しいかな、くらい。そういう意味では以前のような「休みはいらない、誰よりもテレビに出ていたい!」みたいなギラギラした気持ちはないというか、物理的にちょっと難しいというのもあるけど。

【若槻千夏】私もバラエティに復帰したのは保育園に預けられるようになってからでした。ただ洋服作りは家でもできますから。だから今回のコラボをお誘いしました。

【ベッキー】失礼ながらバラエティで賑やかにおしゃべりしてる千夏ちゃんしか知らなかったので、一流の実業家として確立している姿を間近で見て、素直に驚きました。

【若槻千夏】ベッキーさんだって絶対にできるはずなんですよ。バラエティであそこまで頂点を極めたってことは、それだけ自分の意見を持って表現できる人だってことですから。その感覚を知ってほしくて、コラボという形で誘ったんです。

【ベッキー】私も洋服は大好きだからコラボは本当に楽しかったし、何より千夏ちゃんの仕事する姿にめちゃくちゃ刺激された。でもなんでそんなに私のことを気にかけてくれるの?

【若槻千夏】私はずっとベッキーさんの走ってきた道を追いかけて育ってきたんです。それに、これからもバリバリ仕事をしたい。だから「その背中、もう一回見せてくださいよ!」っていう気持ちだけですね。

■テレビの世界は“受け身”「自分の裁量でできるアパレルがあることに助けられた部分も」

──女性タレントにとってバラエティ番組は激戦区です。お2人はテレビの仕事についてどう考えていますか?

【ベッキー】やっぱりバラエティは好きですね。笑って仕事ができるって素晴らしいことだなって思うし、育児の手が離れたら今よりもうちょっとペースを上げられたらいいな。

【若槻千夏】早く本格復帰してほしいです。私は今のバラエティの子たちにベッキーさんのすごさを見せつけてやりたいんですよ。

【ベッキー】バラエティの顔ぶれも変わったよね。でも千夏ちゃんは今のバラエティの感覚をちゃんとキープしてて、ずっと呼ばれ続けてる。テレビの仕事はオファーあってこそだから、すごいなと思うよ。

【若槻千夏】そこ! 私がずっと心のバイブルにしてた書籍『ベッキーの♪心のとびら』には「願えば叶う。やりたいことはどんどん口に出して行こう」って書いてありましたよ。ストレートに「バラエティやりたい」でいいじゃないですか。

【ベッキー】アハハ。でも断言して実現しなかったら落ち込むからね。だから最近はなるべく願い事は口に出さないで、いざ仕事が来たときのために日々力を貯めておくという方向にシフトしてたかな。

――ともに37歳で、ご家庭もあり、お子さんもいて、あの頃と変わった感覚はありますか?

【若槻千夏】そうですね、自分だけでなく、周りの見方も変わりますしね。ベッキーさんの言う通り、テレビの仕事ってどこまで行っても受け身なんです。特に女性タレントは20代がピークで、年齢とともに物量は減ってくる。そのときにメンタルをやられないためにも、受け身ではない自分のベースとなる仕事を持っておくって大事で、それが私にとってはそれがアパレルだったんです。

【ベッキー】たしかにね。家庭でも芸能でもない、自分の主導でできる仕事……。

【若槻千夏】本来のベッキーさんは仕事が好きな人だと思う。

【ベッキー】うん、それは間違いない。

【若槻千夏】だから起業してもらいたい。アパレルじゃなくてもなんでもいいから、ベッキーさんのやりたいことを実現してもらいたいんです。

【ベッキー】そうだね。千夏ちゃんが「何やってんすか!」みたいにお尻を叩いてくれて本当によかったよ。いつか千夏ちゃんみたいにゼロから自分の仕事を作りたい。そのときは起業家の先輩として相談に乗ってもらいたいな。
公開:2021-10-17 08:40
更新:2021-10-17 08:50
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