2021年10月20日(水)
山形新聞ロゴ
[PR]

映画『護られなかった者たちへ』佐藤健が見せる唯一の笑顔を見逃すな

遠島けい(倍賞美津子)に髪を切ってもらう利根(佐藤健)=映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開) (C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
 俳優の佐藤健、阿部寛らの共演で、人気ミステリー作家・中山七里の同名小説を映画化した『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)より、佐藤演じる利根が倍賞美津子演じる遠島けいに、髪を切ってもらっている場面写真が解禁となった。

【動画】主題歌スペシャルトレーラー

 本作は、震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件を追うミステリー。容疑者として捜査線上に上がってきたのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの男・利根。刑事の笘篠(阿部)は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか? 利根の過去に何があったのか。やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく――。

 本作の利根はニコリともしない男。そんな利根が笑顔を見せる貴重な場面がこの髪を切るシーンだ。利根が震災後の避難所で出会ったけいは、かつて夫と共に美容師をしていた。震災で職を失い、新しい仕事に就くため就職活動に挑む利根の髪を切るけいは、「俺やっぱり、いいよ」と遠慮する利根に対して「受かるもんも受からないよ」と優しく声をかけながら髪に霧吹きをかけていく。けいの、情に厚く面倒見の良い人柄がにじみ出る心温まる場面だ。

 利根や、同じく避難所で出会う小学生・カンちゃんを“母ような包容力”で包み込む”けいさん”。これまで人の優しさに触れてこず孤独に生きてきた利根も、けいの前では子どものような無邪気な笑顔を見せる。自然と人を笑顔にする温かさにあふれた人物を倍賞が好演している。
公開:2021-09-15 09:00
更新:2021-09-15 09:00
ギャラリー
[PR]
[PR]
山形県企業データベース

県内ニュースランキング

[PR]
[PR]
[PR]