無人機攻撃「市民に脅し」 対抗策検討とプーチン大統領

5/31 12:21
 30日、モスクワで無人機攻撃について話すロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 ロシアのプーチン大統領は30日、モスクワの高層住宅などへの無人機攻撃を受け、ウクライナが「市民をおびえさせる道を選んだ。テロ行為だ」と述べてゼレンスキー政権を非難した。攻撃の目的は「ロシアに同様の報復措置を取らせるための挑発」と指摘。対抗策を検討すると述べた。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「直接的には関与していない」としている。

 プーチン氏は、ウクライナ南部でロシアが占拠を続けるザポロジエ原発についても「正常な稼働を阻害しようとしている」とウクライナを批判した。ゼレンスキー政権が民間インフラを標的にしていると強調し、ロシアの軍事行動を正当化する狙いとみられる。

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