【ソウル共同】韓国検察は4日までに、2019年に北朝鮮へ巨額資金を不正に送ったとする外国為替取引法違反罪などで韓国企業の元会長を逮捕、起訴した。資金の一部は最大野党「共に民主党」の李在明代表が当時、京畿道知事として実現を目指した訪朝計画の資金だったとの疑惑が浮上。既に複数の不正疑惑で捜査を受ける李氏は強く否定しているが、さらに窮地に追い込まれる可能性もある。
今月3日に起訴されたのは衣料大手「サンバンウルグループ」のキム・ソンテ元会長。19年当時は南北融和策を進めた文在寅政権下で、京畿道も北朝鮮との協力事業に注力していた。
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