教会を刃物で襲撃、1人死亡 スペイン、テロ疑い男拘束

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 25日、スペイン・アルヘシラスの教会で警戒する警察官ら(FORTA提供・ロイター=共同)

 【パリ共同】スペイン南部アルヘシラスで25日、男が複数のキリスト教会や周辺で人々を大型の刃物で襲い、教会関係者1人が死亡、聖職者1人を含む4人が負傷した。捜査当局は男を拘束し、イスラム過激思想の影響を受けたテロの疑いがあるとみて動機を追及する。スペイン通信(EFE)などが伝えた。

 男はモロッコ国籍のヤシン・カンサ容疑者とされる。目撃者の話によると犯行時に「アラー(イスラム教の神)」と叫んでいたという。

 スペインのサンチェス首相はツイッターで、死亡した教会関係者の遺族へ弔意を表明し、当局の捜査を全力で支えると訴えた。

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