ロシア選手の参加に理解促す 国際体操連盟会長、キーウ訪問

4/2 17:13
 1日、会談する国際体操連盟の渡辺守成会長(左)とウクライナのイエルマーク大統領府長官=キーウ

 【キーウ共同】国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長は1日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、イエルマーク大統領府長官と会談した。ロシアのウクライナ侵攻に伴い、国際大会からロシアとベラルーシ両国の選手が除外されている問題で、ロシア選手らの参加に理解を促した。

 渡辺氏は「スポーツだけが友情や連帯を示すことができる」と述べ、政治と分離すべきだとの考えを伝達。イエルマーク氏は「われわれの痛みや悲劇を理解してほしい」と強調。2024年のパリ五輪にロシアの選手らが参加しないよう求め「責任ある決定をするときだ」と訴えた。

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