米国オリンピック・パラリンピック委員会のジーン・サイクス会長は、IOCがウクライナへの侵攻で国際大会から除外されたロシアとベラルーシの両国選手の復帰を「中立」の立場などの条件付きで検討していることに、国旗国歌の使用などを禁じる処分は堅持すべきだとした上で、参加の道を探ることを支持した。AP通信が1日、報じた。
今年1月1日付で就任した同会長は、IOCがロシア勢の参加検討を表明した後に選手らに宛てた書簡に「全米の多くの選手らから聞いた結果、世界最高の選手と競いたい願望があることは分かった。ただし、それは安全でフェアなプレーが確保された場合のみだ」と記した。
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