3月にWBCが開催されるシーズンのキャンプが始まった。
昨季、日本選手シーズン最多を更新する56本塁打を放って史上最年少で三冠王に輝いたヤクルトの村上は、さらなる進化を求めて昨年より重い900グラムのバットを試すなど、初日からバットを振りまくった。「久しぶりにユニホームを着て、いい緊張感の中で楽しくできた」と充実感をにじませた。
チームの昼食時間中に行った打撃練習では、85スイングで11本の柵越えを放った。鋭いスイングで右翼、左翼、中堅へと打ち分けると、室内練習場に移動して打撃投手とマシンを相手に黙々と打ち込み「ちょっと振り過ぎかな」と言い、苦笑いした。
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