サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会では審判員を支える最新技術として、新たにオフサイド判定を補助するシステムが導入される。国際サッカー連盟(FIFA)のコリーナ審判委員長は、あくまでも最終的な判定は審判員が下すものと強調しつつ「より速く、正確な判断が可能になる」と期待した。
新システムは「セミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジー」。12個のカメラで選手の位置を観測し、ボールに埋め込まれたセンサーでキックの瞬間を検知。これらの情報を人工知能(AI)が処理し、オフサイドかどうかをビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の画面に伝達する。
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