民間による月面着陸を目指す宇宙ベンチャーispace(アイスペース、東京)は28日、同社としては第3弾となる新たな月着陸船「APEX(エイペックス)1・0」を2026年に打ち上げると発表した。最大300キロの荷物を搭載できる設計で、月の南極付近での着陸を目指す。
同社は昨年、月に向けて最初の着陸船を打ち上げ、今年4月に着陸に挑んだが失敗した。第2弾の着陸船を24年に打ち上げる準備も進めている。第3弾は25年打ち上げを目指していたが、荷物をより安全に運ぶために設計変更が必要になった。
エイペックスは計95キロの荷物を月の南極に運ぶ予定。
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