脱化石燃料「G7明言を」 広島サミット巡り独特使

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 ジェニファー・モーガン氏(ドイツ外務省提供)

 ドイツ政府の気候変動問題担当の特使を務めるジェニファー・モーガン氏が31日までに共同通信の単独インタビューに応じ、5月に広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、気候変動問題を最重要課題とすべきだとの考えを強調した。「温室効果ガスの大幅な排出削減のため、G7が石炭火力発電の早期廃止と化石燃料の廃絶を明言することが重要だ」と訴えた。

 エネルギーと環境の問題が昨年のG7議長国のドイツにとって最重要課題だったと説明。「(気候危機の)問題が解決されたわけではないので、G7がリーダーシップを示せるように日本政府と協力したい」と述べた。

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