【ソウル共同】韓国政府は30日、新型コロナウイルス感染予防策としての屋内でのマスク着用義務を解除した。保健当局は同日、免疫がある国民は推定で約4割だとし、高齢者には引き続き着用を呼びかけた。公共交通機関などを含む全面解除は5月ごろに可能になる見通しだ。
政府の鄭ギソク・コロナ特別対応団長は30日の定例記者会見で「現在も60歳以上は(感染すると)千人中3人が死亡している」と指摘。高齢者や基礎疾患を持つ人は「着用義務がない場所でも必ずマスクを着用してほしい」と強調した。
公共交通機関やスクールバスの中、病院などでは当面、着用義務が続く。
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