首相、民主主義強化へ主導 中朝念頭、人権抑圧に対抗

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 「第2回民主主義サミット」にオンラインで参加した岸田首相=29日夜、首相官邸(内閣広報室提供)

 岸田文雄首相は29日、米政府など主催の「第2回民主主義サミット」にオンライン形式で参加し、民主主義の強化に向けた取り組みを主導すると決意を表明した。中国や北朝鮮を念頭に、人権を抑圧する例が後を絶たないと指摘し「国際社会と連携し、現実を変えるための責任ある行動を強く求めていく」と述べた。

 北朝鮮による拉致問題について「基本的人権の侵害」と批判。国連安全保障理事会の非常任理事国や先進7カ国(G7)の議長国として「法の支配に基づく国際秩序の維持強化に向けて取り組んでいる」と訴えた。

 ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談したことも紹介した。

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