自民党愛知県議団は8日、性別や過去の経験に基づく無意識の偏見について学ぶ研修会を開いた。専門家が、自身の固定観念や思い込みを意識しながら行動することが必要だと講演した。県議団では元所属県議=離党=がSNS上で同性婚への差別的なコメントをし、批判を浴びた経緯がある。
研修会では「アンコンシャスバイアス」研究所の守屋智敬代表理事が「気付こうとすることが大切」と話した。若手議員からは「普段から世代による価値観の違いを感じることがある」などの意見が出た。
終了後、石井芳樹団長は記者団に「無意識を意識し、常に自問自答しながら社会活動や発言をしていきたい」と述べた。
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