トヨタ自動車は26日、豊田章男社長(66)が会長に就き、後任に執行役員の佐藤恒治氏(53)を充てる人事を発表した。4月1日付。社長交代は約14年ぶり。トヨタは脱炭素社会の実現に向けEVなどの販売拡大を目指している。豊田氏が取り組んだ商品力強化などに成果が出ており、バトンを渡す環境が整ったと判断した。
内山田竹志会長(76)は退任する。豊田氏は自社メディアの放送で、交代の引き金は内山田氏の退任だったと説明し「さらに変革をしていくには新社長をサポートすることが良いと考えた」と述べた。
佐藤氏は「新しいモビリティーの形を提案していきたい」と抱負を語った。
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