インターネットオークションや注文形式によりコメを現物取引するオンライン市場の運営会社「みらい米市場」は26日、10月16日に市場を開設し、取引を始めると発表した。売買双方で200程度の参加者を目指したいとしている。9月29日から利用者の事前登録を受け付ける。
みらい米市場には、流通経済研究所(東京)に加え、東洋ライスやSBIホールディングスなどが出資する。資本金は8千万円で東京都内に本社を置く。年間取引量2万トンを目指し、将来的には100万トンが目標という。
現物取引により、コメの生産者が価格を決めて販売することができるほか、産地や品種以外の基準による価格決定が期待される。
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