中国政府、公的資金6兆円を注入 不動産低迷で銀行破綻を懸念

8/17 18:04
 北京市内で建設中のマンション=7月(共同)

 【北京共同】中国で不動産市場の低迷が中小銀行の破綻を招きかねないとの懸念が強まっている。各地で住宅の完工が遅れ、購入者らが銀行から借りた住宅ローンの返済を拒否する事態が相次いでいるためだ。政府は銀行の資本増強のため6兆円超の公的資金を注入し、金融危機の発生を阻止する構えだ。

 「9月には完成して部屋の引き渡しを始められるはずだ」。7月中旬、北京市内で建設中のマンション敷地内にあるショールームで、販売員が硬い表情で話した。だが工事現場に作業員はほとんど見当たらない。販売員は工事の遅れを認め「新型コロナウイルスの影響だ」と説明した。

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