フランスで開催されていた第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作「怪物」で脚本賞を受賞した坂元裕二さん(56)と是枝裕和監督(60)が29日、東京都内で記者会見した。
坂元さんは「受賞を聞いた時、寝ていたので、まだ夢を見ているのかなと思った。今も夢の中にいるような思いです」と喜びを語り、是枝監督は「素晴らしい評価をいただいた。無事に脚本賞の盾(トロフィー)を坂元さんに渡せてほっとしている」と述べた。
会見は是枝監督の帰国に合わせて羽田空港で開催。坂元さんは同映画祭の公式上映後に帰国したため、28日未明(現地時間27日夜)の授賞式では是枝監督が登壇していた。
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