デザイナーのP・ラバンヌ氏死去 スペイン出身、斬新な作品

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 パコ・ラバンヌさん=2010年4月、パリ(AP=共同)

 【パリ共同】アルミニウム製のドレスなど斬新なデザインで知られたスペイン出身のデザイナー、パコ・ラバンヌさんが3日、フランス西部プルダルメゾーの自宅で死去した。88歳だった。フランスのメディアが伝えた。死因は明らかにされていない。

 1934年、スペイン北部バスク地方生まれ。本名はフランシスコ・ラバネダ・クエルボ。スペイン内戦で39年に家族でフランスへ亡命した。パリで建築を学んだ後、アクセサリーのデザインをバレンシアガなどの高級ブランドに提供し、キャリアを始めた。

 60年代から自身による服のコレクションを発表し、未来的なデザインで注目された。

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 パコ・ラバンヌさん=2010年4月、パリ(AP=共同)
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