信長書状をウェブ公開、東大 松尾大社史料をデジタル化

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 ウェブサイトで公開された、織田信長が使った「天下布武」の朱印が押された書状(東京大提供)

 東京大史料編纂所は26日、松尾大社(京都市西京区)が所蔵する平安―江戸時代末期の文書史料の一部をデジタル化し、ウェブサイトで公開した。織田信長が使った「天下布武」の朱印が押された書状など約500点。高精細なカメラで撮影し「実物に近い状態で閲覧できる」という。

 松尾大社の史料研究をしていた京都芸術大(京都市)の野村朋弘准教授(日本中世史)が、東京大との共同研究として2019年から作業を進めていた。

 松尾大社は飛鳥時代の701年に創建された。公開した史料はほかに、朝廷や歴代幕府とのやりとりや、神社の行事について記されたものなど。

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