有機農業の今後、有識者らが議論 先進地・高畠でシンポ

2023/11/26 09:51
有機農業の今後などについて議論したシンポジウム=高畠町文化ホールまほら

 有機農業の先進地・高畠町が今年、取り組みを始めてから50年の節目を迎えたことを記念したシンポジウムが25日、同町文化ホールまほらで開かれた。地元の生産者や大学教授らがパネルディスカッションで、有機農業の今後について、意見を交わした。

 広島大の吉川成美大学院教授をコーディネーターに、日本有機農業研究会の魚住道郎理事長、原剛早稲田大名誉教授、金子勝慶応大名誉教授、町有機農業推進協議会前会長の渡部務さん(74)が議論した。

 金子名誉教授は「日本では人口減少で担い手と消費者が減っている。加工食品の需要が高まる中、有機農業をどう残していくか考える必要がある」と指摘。渡部さんは「町の学校給食にも地元の有機農産物の供給は少ない。子どもたちの健全な食生活と体作りのため、もっと取り入れるべきだ」と述べた。

 席上、国際有機農業運動連盟アジアから町有機農業推進協議会にオーガニックメダルが授与された。高畠中生が農業に関する発表をし、高梨忠博町長はオーガニックビレッジ宣言を行った。シンポジウムは地元生産者らでつくる実行委員会が主催し、約150人が参加した。

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