ワイヴァンズ、越谷に競り勝つ 93-89、米沢で初の公式戦

2023/11/25 09:00
〈山形-越谷〉第2クオーター、相手選手と競り合う山形の高橋浩平(左)=米沢市営体育館

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第9節第1日の24日、米沢市営体育館で1試合を行った。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは越谷と対戦し、93-89で勝利した。2連勝で通算成績は8勝8敗、順位は4位のまま。山形が米沢市でリーグ公式戦を戦うのは初めて。

 山形はマイケル・フィンケ、村上慎也、白戸大聖、ティモシー・ホリフィールド、工藤貴哉が先発。第1クオーター(Q)は相手のジャスティン・ハーパーらを軸とした内外からの攻撃で17-24とリードを許した。第2Qはフィンケ、工藤らが得点を重ね、前半を48-46で折り返した。後半は終盤に猛追を受けたが、逃げ切った。

 フィンケが20得点、ジェームズ・ベルが19得点、白戸が11得点、高橋浩平が10得点だった。

 25日は同体育館で越谷と再戦する。

【評】山形は粘り強い戦いで白星をつかんだ。リードを許して迎えた第2クオーター(Q)、3点シュートを7本中5本沈めて逆転すると息を吹き返し、勢いに乗った。第4Qは相手の猛追を受けながら、要所でリバウンドを奪い、ファウルで得たフリースローを着実に決めるなど集中力が光った。

【マッチアップ】全員守備、猛追退ける

 「ディフェンス」。観客の声援に込められた祈りが選手たちに届いたかのようだった。山形は終盤の相手の猛追を退けての勝利。石川裕一ヘッドコーチ(HC)は「リバウンドなど弱さも出た試合だったが、勝ち切れたのは素晴らしい」と納得顔だった。

 7点差で始まった第4クオーター(Q)。一時、リードを10点差まで広げながら内外から得点を重ねられ、差を詰められた。それでも勝利への手応えはあった。高橋浩平は「みんなで守備をして良い展開に持っていくことができていた」。シュートを狙う相手に腕を伸ばし、プレッシャーをかけ続けた。残り1分を切り、リードはわずか1点。守備リバウンドからボールを持ったのは中心選手の一人、ジェームズ・ベル。「自分が決めるという責任感があった」と3点シュートを沈めてみせた。その後も追いすがる相手からファウルを誘い、フリースローで着実に加点した。

 後半に失速しがちだったチームがこの日は粘りを見せた。第2、第3Qと高い精度で3点シュートを決めた。10得点の高橋は「連動し良い空間ができていた」と振り返った。

 初めてリーグ公式戦を戦った米沢市の会場に駆け付けた約900人の声援を力に変えた。試合後、石川HCはコート上で「みなさんの応援のおかげで競り勝てた」と感謝を伝えた。

価値のある1勝

 石川裕一ヘッドコーチの話 価値のある1勝になった。タレントがそろう相手に対し、選手たちが集中力を切らさずプレーし勝利をもぎ取った。リバウンドなど相手の強いところを出された時に点差を詰められた。細かなミスを見直し、もう1勝したい。

山形ワイヴァンズ

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