酒井忠次命日、墓所を初公開 鶴岡

2023/10/28 22:37
歴代当主の墓がある酒井家墓所=鶴岡市

 庄内藩主酒井家の祖で、徳川四天王筆頭の酒井忠次らの墓がある鶴岡市の酒井家墓所が28日、初めて公開された。墓所は同市の大督寺に隣接し、一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会(酒井忠順代表理事)が管理する。昨年は酒井家庄内入部400年の節目に当たり、今年は次の100年に向けたスタートの年。28日は忠次の命日で、神事と仏事が行われ、大勢の参列者が遺徳をしのんだ。

 荘内神社と大督寺による神事・仏事には、同振興会員や一般を含め約250人が参列した。酒井家19代の忠順代表理事が「墓所がこれから鶴岡の歴史・文化観光のシンボルとなるよう努力したい」とあいさつした。

 引き続き、参列者が石造りの墓所内を巡り、忠次、庄内藩初代藩主3代忠勝、2代家次の墓が並ぶ場所で手を合わせるなどした。同市柳久瀬、自営業富樫一彦さん(62)は「鶴岡を導いてくれたことに対する謝意を表した。他県の人にも歴史を知ってもらいたい」と感慨深げだった。

 酒井家の私有地である墓所は広さ約7270平方メートル。初代から17代までと、その夫人らの墓がある。2019年の同振興会設立に伴って管理が行き届いたほか、NHK大河ドラマ「どうする家康」で忠次が注目されている機会などを踏まえ、公開した。

 酒井家18代当主の忠久氏はあいさつで、関係者の尽力に感謝しながら「歴代当主も皆さんとお会いできて喜んでいる。今後も力添えをいただきたい」などと語った。墓所は今後も10月28日を中心に公開を計画し、将来的には通年拝観も検討するという。

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