大賞に「何も知らない夜」輝く 山形国際ドキュメンタリー映画祭2023の表彰式

2023/10/11 22:52
トロフィーやこけしを手に記念撮影する受賞監督=山形市中央公民館

 山形市で開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭2023の表彰式が11日、同市中央公民館で行われ、受賞作品が発表された。メインのインターナショナル・コンペティション(コンペ)部門の大賞「ロバート&フランシス・フラハティ賞」には、インドの今を描いた同国のパヤル・カパーリヤー監督の「何も知らない夜」が輝いた。5日に開幕し国内外から大勢が訪れた祭典は、12日に受賞作9本を上映し閉幕する。

 アジアの作家らを対象にしたアジア千波万波部門の最高賞「小川紳介賞」は、クーデターが起きたミャンマーから匿名監督が寄せた「負け戦でも」が選ばれた。

 「何も知らない夜」は、架空の物語とその背景にあるカースト制度、2016年に起こった反政府運動が映像の中で交錯し、インドの現在を描き出した。

 コンペの審査員長ヤン ヨンヒさんは「ドキュメンタリーとは何か。この問いに答えてくれる幅広い作品がそろった」と総評。来県できなかった両賞の監督らのコメントが紹介され、各賞受賞者が喜びを語った。

 4年ぶりに通常開催された映画祭にはコンペ、アジア千波万波の両部門に120の国と地域から計2134作品が寄せられた。上映は130作品で、延べ2万人超が来場している。

山形国際ドキュメンタリー映画祭

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