人馬一体の妙技に沸く 山形・豊烈神社で「古式打毬」奉納

2023/10/6 21:51
国内で3カ所だけ奉納されている打毬=山形市

 山形市桜町の豊烈神社(斎藤博輝宮司)に伝わる県指定無形民俗文化財「古式打毬(だきゅう)」が6日、神社の例大祭に合わせて奉納された。小さな毬(まり)を的に投げ入れる人馬一体の妙技に大勢の観衆が見入った。

 打毬はしゃくし状の「毬杖(きゅうじょう)」を使って直径約4センチの毬を地面からすくい上げ、「毬門(きゅうもん)」にある的に向かって投げ込む競技。奉納試合では、陣がさを着けた山形豊烈打毬会(長岡茂樹会長)の会員が紅白3騎ずつに分かれ、6個の毬を入れる早さを競った。

 騎士は的に向かってさっそうと馬を走らせ、狙いを定めて毬を投じた。巧みな手綱さばきで馬を操り得点を決めると、太鼓や鐘の音が響き観衆が大きな拍手を寄せた。

 平安時代に中国から伝わったとされる打毬は現在、同神社と宮内庁、青森県八戸市の3カ所で行われている。

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