県議会は28日、本会議中の大規模地震発生に備え、改選後初となる避難訓練を県議事堂で行い、全議員が非常時の対応を確認した。
一般質問中に本県沖で震度6弱の地震が発生して天井が破損して停電、1階の議会サロンから出火した―との想定で行った。地震発生後、各議員は議席の下で身の安全を確保し、備え付けてある折り畳み式のヘルメットを着用。議場から出てけが人の有無や傍聴者の安全などを確認した後、議員駐車場まで避難した。
最後に森田広議長が「大規模な自然災害が全国で相次ぎ、昨年は本県でも大雨被害が発生した。災害発生時に適切・迅速に対応できるようにお願いしたい」と講評した。
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