山形新聞社が取り組む「学校に新聞を」の企業版「NIB(ビジネスに新聞を)」の出前講座が27日、山形市の山形中央郵便局で開かれ、県内の郵便局で窓口業務を担当する入社1年目の社員ら10人が、新聞を効率的に読む方法や文章を分かりやすく書くポイントを学んだ。
本紙新聞による学び推進室の大滝玲主任が新聞の読み方や仕事への活用方法を解説した。新聞の紙面構成はほぼ毎日同じで「自分が興味のあるページから読んでみよう」と強調した。見出しや前文に大事なことが凝縮されているとし、「時間がない時は見出しや前文を読むだけでもいい」と話した。報告書やビジネス文書をまとめる場合も大事なことを先に書くことを意識するよう呼びかけた。
山形市の楯山郵便局の村形娃実(あいみ)さん(18)は「地域の情報は大事だと思った。お客さまと話をする時の参考にしたい」と話した。
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