県私立学校総連合会(会長=九里広志・九里学園理事長)などが主催する第61回県私学大会が24日、山形市のやまぎん県民ホール(県総合文化芸術館)で開かれ、教育環境や財政支援のさらなる充実を求める大会宣言を採択した。
主催者を代表し、九里会長が「将来を担う子どもたちのため、良い教育を公立と一緒に頑張っていきたい」とあいさつ。吉村美栄子知事らが祝辞を述べた。
大会宣言は、本県が他道府県と比べて私立学校への支援が充実しているとしつつ、高校生1人に対する公費支出額に大きな差があると強調。公立学校並みの教育環境を整え、教育の質を高めるためには、一層の財政支援が必要とした。
私学団体の教職員や生徒ら約1300人が出席した。高校生や保護者の代表による意見発表もあった。各種表彰を行い、長崎児玉学園理事長の小林聡子氏、山形城北高教諭の秋場規孝氏、日大山形高教諭の渋井徹氏が私立学校教育功労者県知事表彰を受けた。
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