トライアスロンの大会「2023黒獅子トライアスロンin長井」が9日、長井市の長井北中と周辺を会場に開かれた。県内外から出場した約90人がそれぞれ体力の限界に挑んだ。
同市は、1985(昭和60)~2019年に市民有志らが実行委員会を組織し大会を実施し、同競技の会場として親しまれた。新型コロナウイルス禍などで20年以降は開催できず、今回は県トライアスロン協会が市の協力を得て開いた。
スタンダード(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)とスプリント(同0.75キロ、同20キロ、同5キロ)だけでなく、子どもにも関心を持ってもらおうと小学生1~3年生向けのキッズB(同50メートル、同5キロ、同500メートル)のクラスも設け、計7部門で実施した。
エントリーしたのは本県を含む東北や首都圏などから8~76歳の92人。選手は同校プールでのスイムでスタートした。泳ぎ終えると自転車に乗り、続いてランに移り、田園風景を見ながら懸命に駆け抜けていた。
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