県観光文化スポーツ部によると、機材は150人乗りが予定されており、最大約2400人が来県する計画。山形発を帰国用に使うインバウンド(訪日客)専用となる見通し。
吉村知事は秋以降の運航にも期待し「県全体で温かく迎えたい。他県との競争もあり、本県の強みをしっかりとPRすることが大切だ」と述べた。長期的な運航継続には、本県からも多くの観光客が台湾を訪れる双方向の交流が重要との考えも示した。
吉村知事は先月29日~今月1日に訪台。航空会社や旅行会社にチャーター便就航とツアー誘致を働きかけ、サクランボの新品種「やまがた紅王」をプロモーションした。
同部によると、新型コロナウイルス禍前の19年に本県を訪れた外国人旅行客は38万8928人で、このうち台湾からは22万6471人と約6割を占めた。県内空港への国際チャーター便は19年度に250便と過去最多となり、韓国便2便を除く248便は台湾便だったが、コロナ禍で運航されていなかった。
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