本県特産の初夏の味覚・サクランボを全国各地に届ける日本郵便の「さくらんぼゆうパック」専用便の出発式が7日、山形市の山形南郵便局(佐々木保博局長)で行われた。主力品種の佐藤錦約200箱を積んだ第1便のトラックが、首都圏に向けて出発した。
佐々木局長が「お客様の思いや期待に応えられるよう、一丸となり安全、丁寧、確実に全国に届けたい」とあいさつ。運転手の小川晴生さん(24)が記念の花束を受け取り、「安全運転で行ってきます」と力強く述べた。テープカットの後、同局の秋山修郵便部長の合図でトラックが出発。関係者約40人が大きな拍手で送り出した。
今年の発送は平年並みの約48万箱の見通し。7月初旬まで1日最大約50便を運行予定で、ピークは平年より1週間ほど早い今月16日ごろを見込んでいる。
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