山形新聞印刷センター(天童市荒谷)の一般向け見学の受け入れが5日、始まり、村山市の楯岡特別支援学校高等部の1年生ら17人が、印刷の工程や災害に強い構造などを学んだ。
生徒たちは、新聞の読み方のポイントについて説明を受けた後、輪転機の性能を聞き、印刷用の巨大なロール紙がある立体紙庫、地下の免震構造などを見学した。災害があっても新聞の印刷が継続できるようにさまざまな工夫がされていることに理解を深めた。
山形新聞印刷センターは2020年1月に本格稼働した。コロナ禍で一般向けの見学は見送ってきたが、読者らの要望に応え、受け付けることにした。
月曜から金曜日の午前10時~午後2時の時間帯に、1日1団体を受け入れる。申し込みは山形新聞印刷センター023(676)6218(平日午前9時半~午後5時)へ。本紙ホームページの専用フォームまたはメールkengaku@yamagata-np.jpでも受け付けている。
【感想】
遠藤喜広さん(15)「新聞を印刷する機械を見られて良かった。新聞を一気に2時間で20万部作れると聞いて驚いた」
鈴木翔太さん(15)「巨大なロール紙を使っていることが分かった。建物は地震に備えた造りになっていてすごいと思った」
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