温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指す県は25日、省エネ家電への買い替えを促進するキャンペーンを開始した。特典は県産品のカタログギフト(5千円相当)。本県は家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量が全国平均よりも多い現状があり、節電を通じて脱炭素と家計負担の軽減につなげたい考えだ。
県によると、本県の2019年度のCO2排出量は822.2万トンで、このうち家庭が21.7%に当たる178.7万トンだった。1人当たりのCO2排出量は、産業部門などを含む全体では全国平均よりも低い数値だが、家庭に限って見ると本県は1.66トンで全国平均の1.26トンを上回っている。
キャンペーン対象の家電は、CO2削減効果が大きい▽エアコン▽冷蔵庫▽電気給湯器(エコキュート)の三つ。省エネ性能を示す「統一省エネラベル」が四つ星以上の製品を、キャンペーン協力店(231店)で買い替えることが条件となる。
脱炭素の取り組みが「末広がり」に普及していくようにとの願いから、買い替えをした人のうち先着888人に県産品のカタログギフト(5千円相当)を贈る。8月末までの買い替えが対象で、応募締め切りは9月8日。インターネットか郵送で申し込む。
エネルギー価格の高騰で家庭の光熱費負担が増しており、県カーボンニュートラル・GX戦略室は「脱炭素型のライフスタイルを促し、家計負担軽減と温室効果ガス削減につなげたい」としている。問い合わせはキャンペーン事務局023(634)8600。
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