寒河江市のさがえ少年少女発明クラブ(後藤芳英会長)の2023年度開講式が20日、同市の旧幸生小で行われた。市内の小学3年から中学1年までの51人が活動をスタートさせた。
後藤会長が「柔軟な発想で新しいものを生み出してほしい」とあいさつした。初回の活動として、産業廃棄物処理業のアールテック(後藤重喜社長)が協賛し、寒河江ダムに流れ着いた流木や解体工事の際に出た木材などを使って木工工作に取り組んだ。子どもたちは切り株などに色を塗ったり、装飾を施したりして思い思いの作品を作った。置物を作ったという寒河江小6年小川悠粋君(11)は「貝殻で飾り付けしたところがポイント。自由に作れて楽しい」とうれしそうだった。
子どもの創造性の育成を目的として昨年発足した。来年2月まで18回の講座を行う予定。
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