山形労働局が31日発表した県内の2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍で、前月を0.09ポイント下回った。下落は2カ月連続で、昨年7月以来7カ月ぶりに1.6倍を下回った。求人数も増加したが、それ以上に求職の動きが活発化したことが要因とみられる。正社員有効求人倍率(原数値)は前年同月を0.02ポイント上回る1.21倍だった。
有効求人数(季節調整値)は前月比1.3%増の2万6194人。有効求職者数(同)は1万7265人で7.6%増加した。同労働局は「在職者の求職が増えており、より良い条件を求めて転職を希望する人も多い」と分析する。労働条件の向上が難しい中小企業の人材確保がさらに厳しくなることも懸念しており「賃上げ事例や各種支援策を紹介するなどサポートしていく」としている。
新規求人数(パートタイムを含む全数、原数値)は9595人で、前年同月と比べ12.3%増加し、24カ月連続で増えた。業種別は医療・福祉が23.8%増の1863人で最多だった。製造業は8.5%減の1413人、卸売・小売業は22.2%増の1362人、サービス業は7.6%減の998人だった。
ハローワーク別の求人倍率(原数値)は山形が1.55倍、米沢1.56倍、酒田1.50倍、鶴岡1.74倍、新庄1.39倍、長井1.56倍、村山1.23倍、寒河江1.42倍だった。全国の2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍で、前月を0.01ポイント下回った。
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