県議選の立候補届け出受け付けが31日午後5時で締め切られ、9選挙区の現職と新人計13人の無投票当選が決まった。「山形を良くする」「初心を忘れない」―。当選者たちは支持者や事務所スタッフと喜びを分かち合い、県政の一翼を担う決意を新たにした。論戦の場がなかったことを残念がる声も聞かれた。
○…無投票で初当選を決めた東村山郡区の鈴木学さん(38)は午後5時20分ごろ、遊説を終え事務所に戻った。詰めかけた支援者から大きな拍手で迎えられ「これからが本当のスタート。皆さんと共に、どのように山形を良くしていくかが大事」と力強くあいさつした。選対本部長で、勇退する鈴木孝さん(77)から祝福と激励の言葉が贈られると、目を潤ませながら深々と頭を下げた。
○…3選を決めた長井市・西置賜郡区の青木彰栄さん(69)は白鷹町議選5回を含む8度目の選挙で無投票は初めてだった。無風ムードでも愚直に支持を訴え、小国町を遊説中に当選の知らせを受けた。午後6時前に白鷹町の事務所に戻り「白紙委任ではない」との受け止めを強調。県議初当選時の自らの言葉「身を賭して置賜のために」を引用し、初心を忘れず県政に尽くすと誓った。
○…東田川郡区の田沢伸一さん(73)は4回連続の無投票で現職では最多タイの7選を果たした。「まずはほっとしているが、(無投票で)地域の方々と深い議論ができなかった」と率直な思いを吐露した。事務所に集まった支持者と握手を交わして感謝の言葉を伝えた。万歳三唱した後、「皆さんの言葉を誠実に受け止めて取り組む」と語り、だるまに目を入れて花束を受け取った。
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