山形労働局は30日、今春卒業の県内高校生の就職内定率(2月末現在)が、前年同期を0.7ポイント下回る97.4%になったと発表した。同時期としては2013年の97.3%以来、10年ぶりに98%を割り込んだ。一方、人手不足を背景に求人数は増加し、求人倍率は3.91倍で前年同期比で0.63ポイント上昇している。少子化や進学率の上昇などで就職希望者は減少しており、企業側の人材確保難が依然として続いている。
採用選考は昨年9月16日にスタート。3月卒業の高校生の就職希望者(自営、縁故、公務員を除く)は前年同期比1.3%減の2040人で、うち県内企業への就職希望者は3.8%減の1655人。2月末時点の全体の内定者数は1986人で、うち県内は1606人で80.9%を占めた。
県内企業の求人数は6479人で、前年より14.8%増加している。主要産業別では、製造業が17.8%増の2232人、建設業が0.6%増の1318人、運輸・郵便業が61.7%増の742人、卸・小売業が7.6%増の664人などとなっている。
未内定者については、ハローワークと学校が連携して引き続き支援する。
地域別の就職内定率は、村山97.2%、最上94.5%、庄内98.0%、置賜97.5%。県内求人倍率は村山4.04倍、最上4.11倍、庄内3.61倍、置賜3.94倍だった。
県内大学生の就職内定率は前年同期と比べて0.1ポイント上昇の94.7%、短大は同1.0ポイント低下の90.3%、高等専門学校は前年と同じで99.0%、専修学校は2.4ポイントアップの95.3%となった。
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