県内外の小中高生を対象にした「第20回斎藤茂吉ジュニア短歌コンクール」の入選作が決まり、最優秀作品に6首が選ばれた。
県や上山市、斎藤茂吉記念館(同市)などが昨年11月~今年1月に作品を募集し、海外を含めて141校・団体から1万502首が寄せられた。入選作品200首、優秀作品53首を経て最優秀作品6首が決まった。
入選作品集「桜実(さくらご)」も完成した。A5判54ページで短歌と選考委員の選評などを掲載した。2千部を作り、県内の小中高校などに配布した。同記念館では来月初旬から最優秀、優秀、入選の作品を展示する。
【最優秀作品の6首(学校、学年は2022年度)】
◇小学校の部
▽小林千梨花(山形一3年)
「犬の名はわたしが決めたお気に入りやさしくてらすランタンのラン」
▽高村愛凜(上山南6年)
「きりの中みんなと走る山道はひんやりとしてまつげがぬれる」
◇中学校の部
▽横山智恵(宮城県・郡山2年)
「石だってどこか遠くに行きたいさ誰か私をけっとばしてよ」
▽野村仁愛(東京都・学習院女子中等科3年)
「夕焼けの溶け出すような美しさはスマホのレンズに閉じこめきれない」
◇高校の部
▽吉村美咲(寒河江1年)
「あなたへと放った言葉雪となり溶けてなくなれ想いと一緒に」
▽涌井東吾(東桜学館1年)
「ストーブ前動かぬ電車とにらみ合う今頃みんなは物理の時間」
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