山形銀行は28日、長谷川吉茂頭取(73)が会長に就き、後任の新頭取に佐藤英司専務(58)が昇格するトップ人事を内定したと発表した。代表権は長谷川、佐藤両氏と三浦新一郎専務(51)の3氏が持つ。同行の頭取交代は18年ぶり。6月23日に開催予定の株主総会と、その後の取締役会で正式に決める。
両氏が山形市の山形グランドホテルで記者会見を開いた。長谷川氏は「経営環境が激変し、地域課題が多様化、複雑化する中、金融機関トップには柔軟で新たな発想が求められる」と強調。トップの若返りによって変化に迅速に対応し、従来のビジネスを深化させる必要があると述べ、「佐藤専務は経験豊富で、経営手腕も優秀。十分にかじ取りを任せられる人物」と交代理由を説明した。
次期頭取となる佐藤氏は県内全地域で勤務経験があり、本部で経営企画や営業企画、人事など幅広い分野を担当したことを自身の強みに挙げた。頭取就任に「身の引き締まる思い。フットワークよく、お客さまを回って課題や悩みを聞き取り、金融・経営支援を強化する。地方創生、人材育成にも尽力する」と決意を示した。
佐藤 英司氏(さとう・えいじ)中央大経済学部卒。87年入行。営業企画部副部長、営業支援部長、取締役米沢支店長兼米沢北支店長、常務を経て、22年6月から現職。山形市出身。
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