山形市人事、公共施設管理推進監に増子氏 まち政策部長は勤務延長

2023/3/24 07:53
山形市役所(資料写真)

 山形市は23日、2023年度に向けた人事異動を内示した。組織改正で財政部内に新設する部長級の公共施設管理推進監に、増子俊昭都市整備部次長が昇任する。定年を迎える渡辺俊まちづくり政策部長は、旧大沼山形本店の解体を含む市中心部の再開発など重要課題に当たるため、勤務延長制度を活用して引き続き同職に就く。異動規模は1205人で、前年比133人増。発令は4月1日付。

 主な組織改正は、市全体の資産有効活用を図るため、財政部の管財課を資産マネジメント課に改称する。公共施設管理推進監を置くことで一連業務の体制強化を図る。企画調整部内に仙山連携推進室を新設するほか、新型コロナ禍からの観光需要回復などを踏まえ、商工観光部にインバウンド推進室を新たに設置する。

 部長級の退職者は5人。部長級の異動では、草苅早苗環境部長を農業委員会事務局長に、高橋勇県後期高齢者医療広域連合事務局長を監査委員事務局長に起用した。

 次長級などからの部長級昇任は7人。増子氏のほか、企画調整部文化スポーツ推進監に花輪信二消防本部次長、県後期高齢者医療広域連合事務局長に川田徹福祉推進部次長、環境部長に板垣裕子教育委員会管理課長、福祉推進部長に松浦雄大福祉推進部次長、消防長に鈴木強志消防次長、済生館看護部長に折原淑枝済生館看護部副看護部長が就く。

 昇任の次長級職員は計17人、課長級は計26人となった。女性管理職の昇任は部長級2人、次長級2人、課長級10人。女性管理職は昨年と変わらず41人で、全管理職に占める割合は18.7%と昨年より0.6ポイントアップした。

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